2019/7/8

(シロダーラコラム)シロダーラについて

シロダーラとは?
 
インドの伝統医学・生命科学であるアーユルヴェーダの中の1つであるシロダーラ。 
 
 
もし私が誰かにシロダーラが何かひと言で教えて、ときかれたなら
 
脳のトリートメントです!
 
とお答えします。
 
『シロ』は頭、『ダーラ』は流す、という意味。
日々生活の中で受ける様々なストレス(心のストレスをはじめからだへのストレスや環境ストレスも含む)。それを受け止めているのは脳であり、脳は常に疲れています。
シロダーラはそんな脳に向けてダイレクトに刺激を送りこみ脳の疲労回復を助ける非常に稀有なトリートメントとも言えるでしょう。
 
その方法は額のチャクラ(第六チャクラ※)にオイルを垂らしていきます。その際一定の量/温度/落とし方で、池に水滴が落ちて波紋が広がるように行うことで、脳にリラクゼーションをもたらす脳波を発生させていきます。
 
 
※第六チャクラとは・・・脳や神経系、眼耳鼻などが関連している器官。内分泌でいうと脳下垂体(あらゆるホルモンの司令塔です)に深くかかわっています。
人間の5感を超える第六感を開花させるチャクラでもありますが、現代において使う機会が減り眠った状態である人が多いともされています。
  
 
脳にシータ波を発生させることで疲労回復につながる
 
 
脳波はその時の状態によっていくつかの種類があります。
 
ガンマ(γ)波 興奮状態
ベータ(β)波 一般的な活動状態
アルファ(α)波 非常にリラックスした状態
シータ(θ)波 まどろみの状態/瞑想状態
デルタ(δ)波 深い睡眠状態
 
アルファ(α)波やシータ(θ)波は脳にとって非常によいリラックス状態とされています。
シロダーラ時により出やすくなるシータ波は、まどろみの状態/瞑想状態の時に出やすい脳波です。(余談ですがリフレクソロジー時にはアルファ波が出やすくなっています)
 
 
瞑想状態は
 
『体は寝ているが意識は起きている』
 
という定義ですが、この状態は脳の疲労回復を促しひらめきが冴える状態でもあるため、近年日常生活に瞑想をとりいれている方も多くみられます。
また、身体を休め組織を再構築するためには睡眠が欠かせませんが、瞑想は睡眠の「質」そのものの向上を助けてくれると言われています。短い時間でも上質な睡眠をとることでより疲労回復し日中のパフォーマンスをUPすることが可能になります。
 
 
ただ、瞑想状態になるのはとても難しく、ある程度の努力や継続が必要となります。
人によってはなかなかその状態になれない方も多いのではないでしょうか。
(正直、私も何年かヨガをやったりしていますが今でもそういう心持ちへ持っていくことは難しいです)
 
シロダーラを行うことで、そうした瞑想に近い状態へもっていくことが可能になり、脳の疲労回復や睡眠の質の向上を期待することができるのです。
 
 
 
今回シロダーラを導入するにあたりお世話になった日本シロダーラ協会は、本来ですと長い時間をかけて行うシロダーラを20分でシータ波が出るような仕様を考案し、実際の脳波測定によりそれを確認しています。(実際の脳波について知りたい方はこちらのコラムをご覧ください)
 
 
 
 
 
またストレスの多い日本人向けに作られた、セサミオイルに朝鮮人参やフルボ酸(腐植土に多くみられる有機物でミネラルバランスに一役買います)、ヒアルロン酸、アロマなど配合した水溶性オイルを垂らしていくことで頭皮からデトックスも行い、サラサラとしたオイルはシャワーでの洗い流しも不要でドライヤーで乾かしてそのままお帰りいただけます。
 
 
もちろんボディートリートメントやリフレクソロジーなども脳を含めたおからだの疲労回復のお手伝いをします。筋肉をほぐしたり血行をよくしたり、リンパの流れを促したりするのと同時に、人間のからだを包む皮膚という膜(とても大切な膜です)に触れることで、実はその刺激は神経回路を通して脳へも伝わり脳の疲労回復や活性化のお手伝いにもなっています。脳はお豆腐くらいのかたさですので頭蓋骨という頑丈な入れ物に入っていて直接触れることはできませんが、からだを通して働きかけることが可能なのです。オイルトリートメントを求めていらっしゃる方はそのゆっくりしたなめらかなタッチを感じることで、無意識に脳の疲労回復も求めてらっしゃるのかもしれません。
シロダーラとボディトリートメント/リフレクソロジーを組み合わせることによって、より一層おからだ全体にリラクゼーションと活力をもたらすことが出来るといえるでしょう。
 
 
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